tsudoi.net旅行記 >> 東南アジア旅行記 第4話 島へ

第4話 島へ

13:30。宿到着。
14:00。着替えてからツアーで会った日本人と昼飯を一緒に食うことにし、ベンタイン市場へと向かった。
東南アジアではどこでもよくあることだが、市場ではやたらと日本語で話しかけられた。安そうな屋台で昼飯。
ライスにチキンと角煮がのっている。 + お茶。 2人合わせて26,000ドン。
味はうまい。すぐ目の前にいた子供があまりにかわいくて思わず写真を撮った。
この頃から、子供嫌いだった自分は、少しずつ子供好きに変わり始めた。

街で見かけた子供サイゴンリバーの方へ向かった。
夜はデートスポットになりそうなところだ。
ドンコイ通りを通ったが、ファン・グーラオ通りとはかなり雰囲気が違う。 高級感が漂っていた。高級デパートも立ち並ぶ。
少し街で買い物をしよう。
チェ、という、あんみつのようなものを屋台で食べたが、そこのチェはどうもいけてない。5,000ドン。
さらにベトナムTシャツを購入。
30,000ドン→20,000ドン(約180円)。
もう少し値切れそうだったが、十分安い。


いろいろ散策し、20:00に夕食。
いつもよりも少しグレードアップ。
シェイク、ビール(ビアホイではない)、ほうれん草のガーリック炒め、
揚げ豆腐、バイン・セウ、コーヒーフロート。全部うまい。
サーカスがやっていたので少し覗いてみた。なぜかタダ。
子供たち1 特にベトナムオリジナルなサーカスではなかったが、結構おもしろかった。
昼間は開いてなかった店も夜になると活気付く。
昼間は暑いから夜型が多いのだろうか。
4人の子供たちが道路で遊んでいた。もう22:30。
カメラを向けるとこっちを向いてポーズをとりだす。
TVに出てくるヒーロー物のマネをしているようだった。
たまらなくかわいい。
最後にインターネットカフェに行き、宿に戻った。
ホーチミンを満喫。
明日はどうしようか・・・。
とりあえずバイタクの兄ちゃんと朝待ち合わせがある。
ベトナムの別の街に行くか、カンボジアへ向かうか、向かうなら陸からか、川からか・・・。
0:30 Zzz…



8月7日

6:00。起床。朝起きたときの気分でカンボジアに行くことに決めた。

街で見かけた子供6:30。バイタクの兄ちゃんとの約束の時間。
何故か彼は眠たいにも関わらず、いつもよりも嬉しそうだった。
「カンボジアに行くことにするから、バス乗り場に連れていってよー。」
と、私が言うより先に、彼から一言。
「Let’s go to my country house!」
実家に来いと言っているのか?でも今日俺はカンボジアに行くことに決めたんだ。 早くアンコール・ワットを訪れたい。
「My mother cook good food! Everything is good!」
バイタクの兄ちゃんのお母さんが作る料理がうまいって?
でも早くカンボジア入りしたいし、実家に行くってのはかなりリスクが高い。
田舎に連れて行かれたらそれこそ自分は無防備。
金を取られるだけならいいが、下手すりゃ自分の身も危険だ。
自分が殺されるシーンすら頭をよぎる。しかし、・・・
私は人の性格を結構見抜けるタイプだと自分で思うのだが、
彼とはこれまで2日間一緒にいたが、悪いやつじゃない。
時には人に騙されそうなほどの純粋さを感じるときもあった。
この笑顔は悲しませたくない・・・。
自分が殺されるシーンと、彼が実家に来たことを喜んでいるシーンとが何度も交錯する・・・。

・・・決めた!信じる。バイタクの兄ちゃんと、自分の人を見抜く目を信じる。
危険に会ったらそのときに考える。なんとかなる。
特に根拠も無いが、数年前から、自分は運が強い人間だと思い込むようになっていた。
「O.K. Let’s go!」
そこにはバイタクの兄ちゃんの純粋な笑顔があった。


早速出発。
バイクでホーチミンシティを出る。
どんどん景色はcountrysideへと移り変わる。相変わらずの砂煙。
ところで、
「実家ってどこにあんの?」
「Country Side. Country Side.」
いやいや、それだけじゃわからんっちゅーねん!!
もう一度聞きなおす。
「どこ?」
「Mecon Delta.」
なんや、メコンデルタか。ほんならモンキーアイランドとかの近くかな。
「了解。」

ここで少し彼を紹介しておこう。
名前はDuc。年齢は30歳過ぎ。既婚。子供は1人。 奥さんと子供は実家のほうにいて、彼はホーチミンに出稼ぎに来てバイクタクシーをやっている。
1泊1USドルの格安ドミトリー。環境は劣悪らしいが。
英語は私と同じぐらいの片言だが、かなりベトナムなまりで聞き取りにくい。
性格は、酒さえ飲まなければ非常に気づかいのできるGentlemanだ。
酒を飲むと若干下ネタに走る傾向あり。しかし、総じて、いいやつだ。

気持ちの良い田舎道をひたすら走る。いつ味わっても最高だ。
しばらくすると、
「ミー・トーへ寄りたいか?」
と聞いてきた。ミー・トーと言えばメコンデルタの有名な観光地である。
ミー・トーの小舟から 熱帯雨林に囲まれたメコン川の支流をクルージングできる、少しトレッキング気分の味わえるスポットだ。
「是非とも!」


ミー・トー・到着。
ミー・トーの港の手前にあるカフェに入った。そこでミー・トー島めぐりツアーの申し込みができるようだ。
おじさんがひたすらツアーの内容を説明してくれた。
「で、いくら?」
「80 USドル。」
は!? Crasy Priceやん!そんなアホな話あるかいな!
「無理。」
「じゃあ、78 US ドル。」
変わらんやん!
「無理。」
舟は快適! 「これ以上はもう安くできない! 70 US ドルでどうだ。」
「帰る。」
本気でDucに帰ろうと言った。するとおじさん、
「いくら持ってる?」
「払える金は200,000ドン(約1,700円)。無理でしょ?いいよ別に。もう帰るから。」
Ducは横で気まずそうな笑みを浮かべている。
「わかった。じゃあ220,000ドンでいいだろ!?」
え〜!!? そんな値段下がんの!?ほんなら最初の US 70ドルは何やねん!?
格安ショートプランらしい。本当かよー?最初がぼったくりプライスやったんちゃうんかー?
まあいい。それでもまだ高い気はしたが、220,000ドンと言われたらさすがにO.K.せざるを得ない。
契約成立。
川で遊ぶ子供たち
ツアーへ出発。
船で対岸の島へ渡る。
そこからはDucと私の二人だけであった。格安ショートプランだからなのかはわからない。
しかし、出発してみると意外に当たり!
小舟に乗り換え、ゆっくりと島と島の間を流れる細い川を進む。
流れはとても緩やかで、木の枝でもつかめば自分で船を止めることができるぐらいだ。
舟はやがて熱帯雨林の中へと入っていく。本物の熱帯雨林地帯。
まるでジュラシック・パークのような気分だ。
しかも、この熱帯雨林の中で暮らしている人たちがいた。
子供が川で遊んでいる。彼らにとっては、この川が一番の遊び相手となっているのかな。
突然、舟が動かなくなってしまった。
エンストを起こしたらしい。
船頭さんが川へ飛び込んだ。Duc曰く、
「今、故障を直してるとこだよ。」
って、うそー!?こんな濁ってる川の中で故障直せんの!?って言うか目開けれんの・・・!?
しばらくすると、船頭さんが水から上がり、再び坦々と舟を動かし始めた。
・ ・・直ってる。
驚いた。ベトナム人の目は相当強いらしい・・・。

舟の故障を直した直後の船頭さん 島の周りを一周した後、舟から島に上がり、飴工場等を見学し、元の港に戻ってツアーは終了した。
格安ショートプランとは言っていたが、かなり満足のいくツアーだった。


ミー・トーを出て、Ducの家を再び目指す!
道は相変わらずカントリーロード!
どのぐらい走っただろうか?相当な距離を走っているはずだ・・・。
ずっと同じ姿勢で座っているので、だんだんケツが痛くなってきた・・・。
突如降り出したスコール。
やばい! 東南アジアのスコールは相当に強烈なのだ。
ホテルのシャワーをMAXにした強さよりもはるかに強い。
ミー・トーの小舟から 時速60km以上のスピードにこのスコールは過酷だった。Ducがかばんにシートをかけてくれ、
雨がっぱを着用したが、雨粒が非常に大きいため、雨に濡れる心配よりも、とにかく顔が痛い。
ひたすら往復ビンタをされ続けてる感覚だ。
ついにギブアップして、途中で見つけたお店で、雨宿り。
二人とも身体が冷え切っている。何か温かいものを食べたい・・・。
フォーを頼んだ。
これがまた当たり!
めちゃめちゃうまかった!何故かチキンラーメンそっくりの味。フォーにも色々あるもんだ。
Ducが店の電話を借りて、どこかに電話をかけていた。
「どうしたん?」
と聞くと、実家に電話をしたところ、
奥さんと子供は入れ違いでホーチミンに別用で向かったため、今日は実家にいないのだそうだ。
奥さんと子供を見るのを楽しみにしていたのでちょっと残念だ。
しばらくして、雨が止んだ。身体もあったまったし、出発!!
それにしても、
雨宿りした店の女の子 「家はどの辺?けっこう走ってるけど、まだもっと先?」
「あと1時間ぐらい。」
思っていたよりずっと遠かったようだ。確かに、
「メコンデルタ」
と一言で言っても、その範囲は非常に広いことに気づいていなかった。
ひたすら走る。ひたすら走る。
かなりケツが痛かったが、
Ducの方がしんどいはず!弱音は吐かんぞー!

途中、いくつか村を通ったが、メコンデルタの村々は本当にGreatな雰囲気。
なんとも言えないゆったりとした感じ。
それと、常に川と一体化している。
メコン川の支流が網の目のように張り巡らされている。
この人たちにとって、川の無い生活なんて考えられないことなのだろう。

田舎の家と子供たち それから、途中で気づいたことだが、
ホーチミンも含め、南ベトナムでは子供がやたらと多い!
ベトナム戦争で失ったものを取り戻そうとしているのだろうか。
日本の戦後もこんな感じだったのだろうか。
とにかく、子供、子供、子供、めっちゃかわいい!
子供が多いと非常に活気が感じられる。
今後のベトナムはどうなっていくのか?
とても期待できそうだ!ベトナム、注目すべし!

ボートにも2回乗り継ぎ、
ついにDucの住む島へ到着!!





第3話 地下基地ク・チへ 第5話 ベトナム・ウルルン滞在記へ
第3話 地下基地ク・チへ 第5話 ベトナムウルルン滞在記へ

tsudoi.net旅行記トップページに戻る
広告 [PR]  再就職支援 冷え対策 わけあり商品 無料レンタルサーバー